IT業界の契約形態: anbxの働き方について

IT業界の契約形態は以下の3つが多くあります。
派遣契約もありますが、SES契約が多いので、今回は省略します。

1. 請負契約
2. 準委任契約
3. SES契約

僕も元々キーエンスから社会人になったこともあり、
IT業界のこの契約形態を理解するのは、結構苦労しました。

先週 新人の方にこの契約形態の説明をした際に面白い例えができ、
新人さんからも好評だったので、
IT業界の契約形態について説明した件を紹介したいと思います。

バスケットボールに例えてみるとわかりやすいと思って、説明しました。
バスケットボール5人で、前半と後半15分ハーフを2回して、
得点を競うというスポーツとして定義します。

これを各契約形態で、プレイスタイルを変えることができるようになります。

1. 請負契約
プレイヤーは誰でもいい。100点取るまで、何時間でもプレイして
ともかく100点を取ったら終わり。

支払いの条件が、成果物を決めて、
その成果物ができたら いくらという契約になります。
そのため誰がやってもいいから、
100点という成果物を取るまで終わらないという契約になります。

2. 準委任契約
プレイヤーは、メンバー交代が可能。15分ハーフを2回。30分間。
メンバーを交代してプレイができるスタイル。

支払い条件は、30分プレイすることになるので、
ともかく5人メンバー変更しながら、30分プレイすればいい形になります。

3. SES契約
基本プレイヤーは、同じです。ただSES契約は
1か月基準時間 160時間に プラスマイナス 20時間は同じ待遇となります。
つまり 140-160時間は同じ支払いになります。

バスケットボールで例えると、プレイヤーは同じ。
ただしプレイ時間は12-18分まで変えることが可能。ともかく12-18分ハーフ。
「フルで、24-36分プレイしてもらえば支払います」ということになります。
ただしメンバー変更はできません。あくまで個人に対して、支払いになります。

IT業界の契約をバスケットボールに例えるとこんな感じかなあ
と思って記載してみました。

anbx がお客様と契約する際には、請負契約 か 準委任契約 をすることが多く、
上記の通りしっかりと成果を出すことができれば、
プレイヤーは誰でも良くて、メンバー交代も可能なので、
任せられる作業を新人さんに
積極的にアサインして活躍と成長の場を増やすことができています。

この仕事の仕方があるおかげで、若手の方の成長を早めて
しっかりと働ける地盤になっていると感じています。