回線の代表組
なんだか あまりなじみの無い言葉かもしれません

回線の代表組とは 電話回線を束ねて利用する回線契約です。

会社が大きくなったり コールセンタ用にたくさんの回線を利用しているところではよく回線代表組を利用しています。

わかり易い例で説明すると

アナログ回線は、1本のアナログ回線に1本の電話を発着することが出来ます。
(一般の家庭で利用されているのは、だいたいがアナログになります)

複数のアナログ回線を利用していると以下の利用イメージになります。

アナログ回線1     03-1234-0001
アナログ回線2        03-1234-0002
アナログ回線3        03-1234-0003
アナログ回線4        03-1234-0004

それぞれの回線は、それぞれ独立しており 全部番号が違ってしまいます。

これでは複数の方が利用しようとすると すべて違う番号で発信してしまい

折り返しの電話が全ての4番号から 着信してしまいます。

これは不便ですよね

「出来れば番号は03-1234-0001で統一して、4回線利用したい」

これが回線の代表組になります。

4回線の1つの番号を親番号として決めてその番号で発信して
着信する場合はまとめた回線数分 着信出来る

基本的な回線代表組は上記のような考え方をしています。

単独回線では出来なかった利用方法が、回線を束ねて代表組することが可能です。

INS64の場合は、同時に2chまで通話が可能ですので、同様に4本の回線を代表組すると

2 x 4 =8 ch

分の電話を同時に発着出来ることになります。