学生時代に仲間とゲームを作り切ることで得た協業の意識

 2025年に新卒で入社して、現在は、CRM事業部でお客様対応業務を担当しています。学生時代は、ゲーム関係の専門学校に通っていました。3人のチームで制作に取り組んでいたのですが、最初に認識を合わせ、ゴールを決め、進捗を確かめる。その基本を何度も繰り返し、一本を作り切る経験を重ねました。  そんな中、就職活動では「自分に合う雰囲気か」を重視しました。面接で社内を訪れた際、分からないところを気軽に聞き合う空気を目の当たりにし、ほっとしたのを覚えています。何もないところから一人で答えを出すのは得意ではない自分にとって、やり取りしながら前に進める環境は心強く、anbxを選ぶ決め手になりました。入社後もその印象は変わらず、質問しやすい空気に背中を押されながら、日々、先輩方から業務を学んでいます。

勉強中の立場ながらサポート業務で「わかりやすさ」を形にする毎日

 現在はサポート業務を担当しています。入社して数ヶ月ですので、クライアントとのコミュニケーションや、事務作業をこなしながら、先輩の仕事を学んでいる最中です。2年目の先輩が新入社員を支えるOJT(オン・ザ・ジョブ・トレーニング)が丁寧で、最初は送信前のメールは全て上長に確認してもらっていましたが、現在ではお客様へお伝えする内容に認識の相違が無いかの確認が必要なメール以外は、確認無しでもしっかりとしたメールを送信することができるようになりました。ほんの少し前まで学生だったこともあり、最初は言葉遣いや文面の整え方に自信がありませんでした。メール一つ送るだけでも迷っているくらいでした。だからこそ丁寧な確認があるだけで、不安感を取り除けました。また添削を重ねるうちに修正なしで承認をもらえることが増え、その時は素直にうれしかったです。  他にも作業指示書の作成に関しては、先輩の作例を見て意図を尋ねながら精度を上げるように心がけています。例えば、電話機の用語や設定で詰まったとき、先輩が丁寧に教えてくれるのはとても心強いです。ただ困ったときはまず自分で調べ、ある程度まとまった段階で早めに相談するようにしています。  まだ何か結果を残せた段階ではありませんが、社会人としての基本的な実務能力からコミュニケーション能力まで様々なことを学ばせていただけるため、成長を実感できています。

合う職場がモチベーションをつくる ― 等身大で選ぶ

 今後のキャリアに関しては正直まだわかりません。この会社で働きながら見つけていきたいと思っています。ただ現状、働きやすい環境なので、あまり未来に対しては不安を感じていません。例えば夏頃から大きめの案件が入って少し残業が増えてしまった際には、上司もしっかり把握してくれていたため、週次の定例会議でタスクの効率的な進め方について的確なアドバイスをもらえました。そんな先輩方のサポートもあり、無理なく働くことができています。  また個人的な話ですが、私は難病指定の病気を持っている関係で、病休など会社の制度の詳細を丁寧に案内してもらい、胸のつかえが下りた点も大きいですね。いずれにしても自分にとって等身大の環境ということもあってか、モチベーション高く働くことができています。  強いて今後の話について触れるなら、AI関係の仕事には興味があります。というのも入社して間もない頃、AI市場調査のため展示会に行ったのですが、その時にこの領域の面白さに気付かされました。  そのため社内共有サイトに上がるAI関連の情報や先輩が共有してくれたニュースを時間のあるときに読み、私生活でもAI関連の記事を追っています。今後またもしAI関係の仕事に挑戦する機会があれば、是非やってみたいですね。